EBAC合同研修会参加

LINEで送る

今年も、ほんだ歯科提携クリニックの先生やスタッフが全国から集まり、第11回EBAC合同研修会が開催されました。前夜には、懇親会も開催され、久しぶりにお会いできる先生方との交流もさせていただきました。

合同研修会は、本田先生の講演から始まり、今回は特に「ドライマウス」に特化したお話しでした。ドライマウスは、単に口が渇くということではなく、口腔内乾燥になるといろんなデメリットが生じます。まずは、何が原因かをしっかりと診断して、対処ができるように、飲食生活習慣や口腔内ケアの方法を指導致します。


口臭症は、口臭の有無にかかわらず、自分の口臭について悩んでいるという症状のことを言います。その原因は様々に絡み合っていますので、原因の一つ一つを明らかにし、患者さん自らに気づいていただいて、治していきます。「完治」ということはなく、いい状態を保っていく「寛解」を目指します。

午後は、大阪歯科大学教授・王宝禮先生の漢方治療の講演でした。特にドライマウスに対して、じんわりと効果の出る漢方薬は、対処療法ではなく根本治療となりますので、徐々に良くなることが実感していただけるものです。

常に、西洋医学に偏らず、東洋医学もとり入れ、身体全体からの口腔領域の見直しをするという、口腔内科学的発想であり、耳鼻科や眼科および内科等の連携を充分にしていきたいと思っております。

by 江上一郎

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です