初めて、「歯肉マッサージ実践セミナー」に行かせていただきました。
前半は、ブラッシング指導の重要性などの講義です。
内容は基本的な事だったので、納得できる事や、
実践している事もあり、改めて気付かされる事もありました。
心に響いた言葉は、
『印象に残る指導』
『説得ではなく納得してもらえる指導』
まさにその通りだと思いました。
後半は、メインの歯肉マッサージの相互実習です。
まずは、機械で歯を研磨してから、マッサージを行ないます。
効果としては、歯肉の活性化やリラックス効果です。
指にジェルを付けて、一定のリズムで円を描くようにマッサージしていきます。
斉藤さんにしてもらいましたが、とても気持ちよかったので、
私も、患者さんに「この気持ち良さ」を体験して頂こうと思いました。
セミナーが13時までだったので、
前から行きたかった阪急の高架下にある,焼肉茜さんに行って来ました。}
勉強した後の一杯もたまりません(^.^)
あまりないメンバーだったので、色々話せて有意義な一日でした!
by 米山・齋藤・湯谷
亀井・湯谷・長崎の3人で、「つまようじ法・応用編」を受講してきました。
それぞれの体感と感想です。
歯周病の方は、是非に、診療室で磨いてもらって体験してくださいネ。
【亀井那菜】
基礎編受講後、つまようじ法の応用編では、
実際につまようじ法の磨き方を教えていただきました。
今までの磨き方とは全然違うので、凄く時間がかかりましたが、
コツがつかめたので、良かったです。
つまようじ法を取り入れている衛生士さんのお話を聞いて、
私自身がもっと頑張りたいなという気持ちになりました。
これからも来てくださる患者さんのお口の健康を
歯科衛生士として、一緒に守って行きたいです。
【長崎穂香】
つまようじ法基礎編に続き、応用編を学びました。
実際につまようじ法を取り入れて予防歯科をされている医院の、
先生や衛生士さんのお話を聴きました。
お口の状態が良くない方でも、つまようじ法を1週間続けるだけで、
凄く歯茎の状態も良くなったという例がたくさんあり、
歯肉マッサージでここまで変わるのかととても驚きました。
ただ、患者さん自身が地道に続けてくださることが大切で、
「続けてもらうにはどうしたらいいか」という点で、
“Teaching”だけでなく“Coaching”をする
つまり、写真や言葉で伝えるだけでなく、実際に体験してもらう事が重要だと仰っていました。
もちろん、“Supporting”も!!
私も実際につまようじ法を体験させていただいて、
奥歯のほうは、少し痛みがあって出血もしましたが、
それ以外は、とても気持ちが良かったです。
これから自分で磨いてみて、疑問に思うところは先輩に尋ねながら、
試行錯誤し、感覚を磨いていこうと思っています。
【湯谷果歩】
歯科の予防ケアは、世界的にも広まっていて、
「治療中心型」から「治療・管理・連携型」へ変化しています。
その中で、歯科衛生士の役割が、とても重要だと知り、
ますますその方向で頑張っていきたいと思います。
つまようじ法は、宿主活性療法であり、
患者さん自身が、気持ちよく歯磨きしたくなるような、
プロの術者磨きができるようになりたいと思いました。
つまようじ法を実習させていただいて、初めはとても難しかったのですが、
何度かしているうちに、コツをつかむことができたので、
早速に患者さんに実践してみたいと思います。
つまようじ法の実習体験では、ほんの少しの痛みはありましたが、
とてもスッキリとしました。患者さんにも、この感覚を味わっていただき、
歯磨きをする動機付けとなるように、指導・サポートしていきたいと思いました。
院長交代に伴う書類手続きに、大阪府歯科医師会へ行ってきました。
入り口に掲示されている文言が面白いです。
テーマ「歯と口から、人生は、変わる」
・冷奴すら、歯にしみる。
・無口なのは、シャイだからとはかぎらない
・おっぱい噛んだら、歯磨きしよう。
・話が噛み合わない。それ、噛み合わせの問題かも。
・はにゃらびで、はちゅおんが、かわりましゅ。
・はみがき方改革は、長時間化に賛成です。
・デンタルケアは、メンタルケアでもある。
・祖母の認知症、はじめに気づいたのは、歯医者さんでした。
・話す、食べる、笑う、たのしい事は、だいたい、口だ。
クスッと笑えて、歯と口の大切さに気づきますね。
皆さんも、何か一句浮かんだら、当院に報告してください。
by 江上浩子
先日、スタッフ同志で、歯石除去(スケーリング)の実践研修をしました。
歯科衛生士・プロとしてのテクニックの確認です。
実際にスケーリングしてもらうことで、患者さんの気持ちもよく分ります。
さらに、先輩に、的確なアドバイスももらえます。
亀井さんは、7年の実績があるので、実際にやりながら、
みんなに指導してくれました。
湯谷さんは、とても熱心にしっかりと実践状況を確認していました。
これからの本番活躍に期待しています。
理絵先生や婦長も、監修?の為にやって来ました。
治療室では、三浦さんが実際に歯科治療も受けていました。
治療を受けることも大切ですが、チェアで寝ている状況や口腔内の感覚を覚えておき、
患者さんの立場になって、いろんな視点を持つことが重要です。
日頃は、治療する立場なので、
逆転した立場を体感することで、見えるモノ感じるモノが違います。
ほんとに貴重な実践会であったと思います。
これからも、日々、当院患者さんのために、
いつも相手のことを感じながら、診療に携わってもらいたいと願います。
by 江上浩子
診療所から、「きゃぁ~~~?!」という大声とともに、
「お母さ~ん、見て見て~~!!」
と、大きな笑い声が聞こえてきました。
「ど、どうしたん??」
と、診療室内に行ってみると・・・
中1女子のお口が、真っ赤。
「歯垢染色したら、こんなに赤く染まったんで、ビックリ!!」
と、理絵先生。
「家で、さっき、ハミガキしてきたばかりと聞いたのに、
上の歯全体がプラークだらけ。
どんだけ、磨けていないか見てもらいたくって、お呼びしました。」
口を水で濯いでも、ほとんど染まったまま。
お母さんも大笑いしておられました。
磨いている「ふり」だけで、ほんとは磨けていないことが、
よく分っていただけたと思います。
彼女は、やっぱり虫歯4本ありましたよ。
本人には、勉強だけでなく、ハミガキにも「やる気」を出して、
丁寧に一本ずつ磨いてもらいたいと願います。
皆さんも、毎食後と就寝前と、きちんと磨いてくださいネ。
by 江上浩子
ぴっころきっず北区役所園の歯科検診に行ってきました。
保育園の検診記録係として付いていくようになって、
もうすでに3回目です。
良いお天気だったので、理絵先生も私も、
ビシッと日焼け対策!!
防寒対策とちがいますよ~😆
北区役所までの道のりで、理絵先生の自転車こぎのスピードが半端なく速いので、
今までは付いていくのがやっとでしたが、
今回はずいぶん慣れて、同じスピードで行けるようになりました。
ここでは1~2歳児7人でしたが、ひとりも虫歯がありませんでした。
歯列もよかったので、とても素晴らしいです。
最後に、検診記録をチェックして、気になる点を書き込んでおられる理絵先生。
検診終了後には、近くのぷららてんま市場に寄道し、
魚屋・肉屋・八百屋に寄って、スタッフの分まで、いっぱい買い物しました。
2年前には、理絵先生の買われる量が凄すぎて、
「どこで料理屋してるの?」というくらい・・・
肉を2㎏とかの単位で買われるので、ビックリしていました。
今回は、そういう買い物も慣れてきましたよ~♪
いつも室内にいるので、たまに外に出て働く機会もありがたいですね。
by 谷
今年度より、院長に代わり、私(江上理絵)が母校の中津小学校歯科校医に就任しました。
春期の小学校歯科検診は、毎年6月に3日間に分けて行っています。
年々、小学生の数も増えてきて、
今回は2年の3クラスと4年2クラスです。
教頭先生と保健の先生と軽く打ち合わせします。
2年生がやって来ました。
小学生の歯科検診は初めての桂川先生。
検診の様子を少し見学してから、始めていただきました。
小学生で嫌がる児は一人もありません。さすがです。
虫歯はずいぶん減少傾向にありますが、歯並びの悪い子が増えてきました。
食生活や生活習慣や姿勢によるものと思われます。
初めて見学と記録のお手伝いをした、
当院歯科衛生士の亀井さんと湯谷さんに、感想を聴かてもらいました。
by 江上理絵
<亀井さんの感想>
小学生は、歯の生えかわりの時期、乳歯と永久歯の配列が混在している「混合歯列期」です。
そんな中、歯科検診は「逆C型」の右上→左上→左下→右下と診ていきます。
理絵先生はそのスピードがメチャクチャ早くて、
付いていくのがやっとで、
ちょっとパニック状態になりました💦
生徒の人数も多くて、スラスラ診てあげないといけないので、先生も大変なのですね。
2年生で、「一度も歯医者に行ったことがない」という児童もいて、ビックリしました。
もちろん、歯には何の問題もなかったのですが・・・
4年生では、全体的に虫歯が結構あって、治療済の歯も多くありました。
虫歯Cといわれた児は、早く歯科にかかって治療して欲しいです。
全体的に虫歯は少ないですが、
歯列2(噛み合わせが上手くいっていない)の児童が半分くらいいた感じで、
これにもとても驚きました。
しっかりよく噛んでいないとか、お口ポカンで口呼吸をしているということですね。
私が小学校の歯科検診時には、めっちゃ緊張していたのを思い出しました。
今は、検診する側となったのですが、検診する人数も多いので、
児童の様子をじっくり観る余裕すらありませんでした。
次回から、少しでも余裕を持って記録し、観察していきたいです。
<湯谷さんの感想>
保育園に比べると、小学生になったら、駄々をこねる児は1人もいませんでした。
少しの年齢差で、こんな風に成長するのだととても驚きました。
混合歯列期の検診記録は、ほんとに難しかったです。
傾向的に、虫歯Cのある児は、お口の中にたくさん虫歯が見つかり、
連続的に「C」の記入がありました。
きちんと歯磨きができている児といない児の差が
くっきりと出ていました。
一般的に、1~2年生の親御さんは、未だずっと仕上げ磨きをしておられるのでしょうか?
2年生で、「こわい、ぬかれる~~!!」と言って、逃げるような感じの児も1人いました。
歯科で、一度怖い思いをしたら、脳裏に焼き付いているようです。
この検診のために、給食のあと、きちんと歯みがきをしてきたと聞いてビックリ!!
私自身が小学校の時には、学校にハブラシを持っていった覚えが全くありません。
予防歯科の指導が格段に良くなり、この10年間でめっちゃ進化しているなあと感心しました。
最近のお子さんのお口は、調理方法により
『食物をしっかりと良く噛んで食べる』=咀嚼(そしゃく)
をしていないため、
✿小児口腔機能低下症✿を招いています。
歯の衛生面は、昔と違って、格段に良くなり、
虫歯多発傾向者もほとんどおられませんが、
歯並びはちぐはぐになっている児が増えました。
歯並びが悪いのは、良く噛まないので顎の発育が促されず、
生えてきた永久歯が綺麗に並ばないためです。
さらに、「お口ポカン」と言われる口呼吸の児が増えています。
お口ポカンの児は、舌の筋力が低下し、上顎を持ち上げることができません。
口で呼吸するため、口唇閉鎖力も弱ってきています。
そこで、「りっぷるくん」の登場です!!
口唇閉鎖力を測定し、親御さんにも協力していただいて、
日常の舌習癖を改善するようにお伝えしております。
舌力と口唇閉鎖力が向上すると、歯並びも綺麗に整いますよ。
6歳から始める小児矯正Neo-Cap法も、理絵先生がされています。
幼児期に、早めにご相談してくださいネ。
by 亀井